塗装と季節を勉強しよう

冬の外壁塗装

冬の外壁塗装 外壁塗装には寒い冬の季節は一般的に不向きとされていますが、それにはいくつかの理由があります。
まず塗料の性質として気温が低い場合乾燥しにくい事が挙げられますので、気温が5℃以上の環境で施工するのが効果的とされています。
乾燥しにくい事で作業の時間がかかり、日程がのびてしまう事もあるのが注意点です。
そして夜間に霜がおりる事によって夜露が発生し、朝方は外壁が濡れているケースがあります。
濡れた面には塗装する事が難しいので、作業には不向きな部分でもあります。
雪の多い地域では積雪の問題もあり、日照時間が短い事による作業時間の短縮も懸念される点です。
一方で冬場は気候的に乾燥するという時期でもありますので、気温や湿度の条件が揃っていれば塗装を行なう事も可能です。
比較的1月を過ぎるあたりから、塗装会社も繁忙期ではない場合が多いです。
日程などの打ち合わせを進めるには良い時期で、作業に向いている春の施工予定を立てるには最適ともいえるでしょう。

夏に塗装を行なう際のメリットや注意点とは

夏に塗装を行なう際のメリットや注意点とは 屋根や外壁塗装を行なうには適した季節がありますが、夏の時期はどのような特徴があるのでしょうか。
気候的に暑い季節は、塗料の乾きが早いというメリットがあります。
塗装は気温が5℃以上の条件下で施工する事が推奨されていますので、この部分では問題ない季節と言えます。
しかし塗料は湿度が85%以上の場合は乾燥しにくいという特性がありますので、湿度が高まりやすい暑い時期には注意したい点です。
夕立ちなども発生する事がある季節ですので、天気予報などを確認しながら、雨などは避ける必要があるでしょう。
夏場は明るい時間が長いので、冬場の日照時間が少ない時期と比較して、作業の量が増えるというメリットがあります。
気温が高い事により塗装の伸びも良くなり、効率がアップするという点もメリットの1つです。
塗料を塗っている期間は、エアコンなどが使用できないというケースも考えられますので、これらの点を考慮しながら塗装を実施する季節を決めるのが良いとされています。